宗教を信仰することのメリット

キリスト教
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キリスト教に興味があるのですが、いったいどんなメリットがあるでしょうか?
体験談でもいいので教えてももらえませんか?

これをお読みのあなたは

宗教・信仰・スピリチュアリティといったものに
興味はあるでしょうか?

日本で宗教というと
危険とか怪しいと思われがちですが、

少なくとも伝統宗教に関しては
私の知る限り全くそんなことはありません。

むしろ、宗教を信じることによる
メリットは本当にたくさんあります。

デューク大学のコーニック博士による
メタ分析の論文にも、

宗教的信念を持たない人よりも持っている人の方が、
うつ病の割合が低く
うつ症状も少なかった

とあるので、定量的な分析結果からも
信仰・宗教・スピリチュアリティの
健康上のメリットはあるようです。

そこで今回は、
私自身が約10年間、

伝統的なプロテスタントの信仰生活を通して感じた、
宗教を信仰することのメリットについて解説をします。

 

・人生に対して生きづらさを感じている方
・心の深い部分で充実感がない方
・生きる意味や目的がわからなくなっている方

このような方にとって
何らかの気づきやヒントとなるかと思いますので
ぜひ最後までお読みください。

 

 

目次

 

 

①今を幸せに生きやすくなる

まず結論からお伝えすると、

宗教を信じると今を幸せに生きやすくなります。

そもそも私たちは、
未来が幸せであれば今も幸せになります。

例えば、宝くじに当選し、
1ヵ月後に3億円が振り込まれることが分かれば、
今この瞬間からワクワクしますよね?

私たちは、

・仕事がうまくいった
・彼氏/彼女ができた

など、

「過去にいいことが起きたから
 今が幸せになる」

ということもありますが、
それと同時に未来に確実に
良いことが起きるだろうと確信できれば
現在を幸せに生きることができます。

現在の原因は「過去

と言うこともできますが、

それと同時に、

現在の原因は「未来

と言うこともできるのです。

伝統的なキリスト教では
死後に天国に行くことができ、

この世で感じた幸せの
一兆倍以上の幸せが永遠に続くことが
保証されているという世界観があります。

宝くじに当たって
3億円が振り込まれることで得られる
幸せを遥かに超えた幸せが、
未来に確実にやってくるという
前提で生きているということです。

もちろん
それを証明することができませんが、
キリスト教を信仰するということは
そのようなことに確信を持って生きるということになります。

信仰してない人から見たら
少し奇妙に感じられるかもしれませんが、
信じるか信じないかの問題なので
科学的に証明がなされていなかったとしても
全く問題ありません。

 

 

「この科学が発達した時代に
 宗教を信じるなんて馬鹿だ!」

このように思われている方もいると思いますが、
科学とは仮説を立てて
検証するプロセスであるのに対し、

宗教は「信じること」がメイン

なのでそもそもジャンルが違うんですね。

少し話がそれましたが、
少なくとも伝統的なキリスト教を
信仰することで、
死後の世界に究極的な希望を持つことができるようになります。

そして、

確実に幸せな未来がやってくることに
確信があるから、
毎日の生活を幸せに送りやすくなるということです。

 

私個人の意見としては、

死後の世界に希望がなければ
この世界で深い平安を得る事は難しいと思っています。

どれだけお金持ちになったとしても
死ぬときにはそれを手放さなければならないからです。

どれだけ、この世界で理想を叶えたとしても
最後には衰え手放す日がやってきます。

 

科学は間違いなく
私たちの人生を豊かにしてくれますが、

「死」という問題に直面した時や、
人生の中での大きな苦しみを経験した時に
本当に必要なのは信仰なのではないかと思っています。

 

 

 

②あるがままの現実を直視しやすくなる

信仰を持つことによるメリットは、
あるがまま現実を直視しやすくなることです。

キリスト教では、

 

神の無条件の愛によって
24時間365日愛されている

ということを信じます。

・何か結果を出したから
・何か能力があるから
・いいことをしたから
・悪いことをしなかったから

といった事は一切関係がなく、
無条件に愛されていることを
堅く信仰します。

このような感覚は、
家で例えるなら基礎工事のようなもの
最も大切なものとなります。

私たちは仕事や勉強などで
常に競争にさらされて生きていますが、

無条件に自分には価値がある

という感覚がなければ
競争の中で心が折れてしまうからです。

自分の出した結果や能力と
自分の存在価値が結びついていると、
劣等感や優越感を生み出すので
確実に生きづらくなっていくんですね。

しかし、信仰を持っていれば
劣等感や優越感が過剰になりにくく
健康的な状態で競争をしやすくなります。

自分が競争に負けたとしても勝ったとしても、
人の存在価値は変わらないという感覚が強ければ、
自尊心が揺らぐ事はありません。

なので、上手くいっていたとしても
いっていなかったとしても、

自分のあるがままのパフォーマンスを
直視しやすくなるのです。

現実を直視して適切なフィードバックを得ることで
さらなる進化や成長をしやすくなります。

 

逆に、

自分の存在意義と
出した結果が結びついてしまっていると、
あるがままの自分の成績や結果を
直視することが難しくなります。

結果、
適切なフィードバックを得ることが難しくなり、
努力や行動を継続することもできなくなるでしょう。

 

 

 

③世界中にコミュニティがある

もう一点、信仰生活でいいことは、

世界中にその宗教を信仰する人の
コミュニティがあることです。

私は今アメリカにいますが、
教会で出会った人と
一緒に時間を過ごすことがよくあります。

たとえ、世界中のどこにいたとしても
教会に行けばすぐに友達はできるだろうという
感覚があることはとてもいいことです。

人は基本的に誰かと関係を持つことが
必要な生き物です。

その点、
特にキリスト教などの世界宗教であれば、
世界中どこにいても同じ価値観や考え方を
共有できる人と繋がることができます。

 

また、教会では毎週の礼拝以外に
様々なイベントがあります。

 

・音楽イベント
・ゲームをするイベント
・スモールグループ

などがあり、
ただ毎週の礼拝だけというわけではなく、
日常的に教会で出会った人と交流することができます。

 

 

また、教会で出会う人は大抵いい人が多いです。

 

・道徳的な価値観
・あらゆることへの感謝
・人との関わり

などを大切にしようとして生きている人なので、
親切で優しい人が本当に多いなぁとよく思います。

日本では「宗教・信仰」というと
怪しい感じがあるかもしれませんが、
少なくとも海外だともっと日常に溶け込んでいて
信仰を持つ・持たないという選択は
もっと身近にあるように感じます。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

過激なカルト宗教には
気をつける必要がありますが、

伝統宗教について学ぶことには
本当に多くの気づきがあります。

コーチングとの関連でいえば、
宗教を信仰するということは
究極的なゴール設定をするということにも
つながります。

 

また、最終的に待ち構えている
「死」の問題に対しても
明確な答えが準備されているのも特徴です。

 

 

この記事をきっかけに
宗教・信仰・スピリチュアリティに
興味を持っていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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