③この世界は不平等【書評】その悩み、キリスト教が解決です 斉藤真行 著

キリスト教
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③この世界は不平等【書評】その悩み、キリスト教が解決です 斉藤真行 著

今回は前回に引き続き、

その悩み、キリスト教が解決です 斉藤真行 著

の3章「人生の不平等性」に絞って解説します。

・他人との比較に悩まれている方
・この世界の不平等に悲しまれている方
・劣等感に悩まれている方

このような方におすすめの内容となっておりますので
ぜひ最後までお読みください。

 

 

①この世界は不平等か?

まず、

あなたはこの世界を
平等だと思われますか?

 

それとも、

不平等だと思われますか?

私自身は
内面的な幸福などはさておき、
少なくともあらゆる面で
明らかに差があるように感じます。

世界規模で見れば、
飢餓に苦しんでいる方もいれば、
医療や教育などを受けられない
子どもたちがいるのが現状です。

 

もっと私たちの身近で言えば、

・運動神経がいい
・頭がいい
・背が高い
・ハンサム
・家がお金もち
・親が愛情深い

など生まれながらに恵まれた人もいれば、
そうでない人もいます。

本人の努力では
変えようのない差があるわけです。

 

また、社会に出れば、

・年収が高い、低い
・正社員、派遣社員
・社会的地位が高い、低い

などといった差もあるでしょう。

さらに言えば、
事故や病気や怪我などで
若くして命を失ってしまったり、
障害を負ってしまうこともあるでしょう。

 

私たちは「平等」という言葉を好みます。

もちろん私も結果については差があったとしても、
機会については「平等」であるべきだと思います。

しかし、社会を見渡すと
そうでない事実があるのが現実ですよね。

どの国や家庭に生まれるか、
どういった両親のもとで生まれるかで、
ある程度決まってしまうところがあるのが現実と言えるでしょう。

 

 

②他人との比較・劣等感

このように私たちには差があるので、
その差に気付いた頃から
優越感や劣等感といった
感覚を持つようになります。

「どうして自分は恵まれていないんだ・・・」

という感覚が湧いてくるわけです。

私たちの心の苦しみの大半は
他者との比較によって起きるのではないでしょうか?

「気にするな!」
「自分は自分だから比べる必要はない」

と言ったとしても、
それでも気にしてしまうのが人間です。

このような感覚が強くなりすぎると、
どれだけ成長・成功したとしても
幸せになることはできません。

劣等感」というのは
どこまで言っても主観的なものなので
いくら客観的に見て恵まれていても
苦しんでいる人にとってはリアルな現実なのです。

 

また、どの分野だったとしても
上には上がいるものです。

また、上に行ったとしても、

「下に落ちるんじゃないか」

という不安は常に付きまといます。

 

 

③信仰が解放の鍵

では、実際にどうすれば
他人との比較から解放されるのでしょうか?

「自分のやることだけに集中する!」

と決断することによって
劣等感を克服することができる人も
いるかもしれませんが、
実際には難しい場合もあるでしょう。

 

本書の結論は「信仰」です。

劣等感や優越感といった感覚から楽になるのに、
「信仰」が助けになります。

どういうことかというと、
目に見えない人智を超越した存在が
自分の存在価値を保証してくれていると信じることです。

宗派によって様々な呼び方があることと思いますが、
ここではその存在をとします。

この神から、

・無条件で自分が愛されている
・自分の人生には神の計画がある

などと思えると劣等感や優越感といった
他人と比較して生まれる苦しみから解放されます。

完全でなかったとしても、
大幅に和らげることができるのです。

私自身はプロテスタントの
クリスチャンなのですが、
このような考え方を受け入れることで
非常に人生がラクになりました。

私は少し極端な経験をしていて、
中学ではトップクラスの成績で、
高校からは底辺に落ちたという経験があります。

なので、
強い優越感に浸る感覚も、
強い劣等感に悩む感覚も両方ともを経験しました。

そこで思ったのですが、
劣等感や優越感という感覚がある限り、
私たちは消耗するしかないということ。

そもそも優越感と劣等感は
コインの表と裏のような関係なので、
劣等感を克服しようと
優越感を追い求めても幸せにはなれないんですね。

いくら優越感を強めたとしても、
ある意味でそれは同時に
劣等感を強めているようなものです。

重い鎧を身にまとって強くなっても、
結局は重くなって自滅するのと同じです。

なので、そのような感覚がある限り、
一生、苦しみ続ける人生となるでしょう。

そのような不毛な人生を送るよりも、
信仰」を持つことで、
優越感や劣等感といった他人との比較の軸から
解放されることの方が合理的だと考えています。

 

日本人は物質的には豊かだけど、
精神的には貧しい・・・
幸福度が先進国の中で低い・・・

などといった話がよくありますが、
それは「信仰」を持っておらず、
優越感と劣等感に苦しんでいる人が多いからです。

もちろん単純に一つの要因だけで
幸せが決まるというものではありませんが、
「信仰」を持つことで多くの人の心がラクになると考えています。

 

社会の基準で自分を計ると
他人との比較から逃れることはできません。

しかし、より広く高い
大きな視点で自分を見るとき、
私たちの小さな差など
些細な問題に感じられるようになるのです。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

良くも悪くもですが
日本人は宗教を大切にしません。

また、なぜか宗教が危険とか怪しいと思われがちです。

あるいは、宗教を信じる人は
頭が悪い」といったレッテルを貼られることもあるでしょう。

しかし、そもそも世界最高峰の大学である、
ハーバード大学などにも神学のコースがあります。

また、最近だとオクスフォード大学が出した、
2030年に必要とされるスキルの12位
神学がランクインしています。

ちなみに21位が英語、
44位が外国語、66位がプログラミングです。

私たちが信頼する、
権威ある公的な機関もキリスト教(神学)の
重要性を認めているのです。

「科学の時代だから宗教はいらない」

といった感じでは全然ないんですね。

むしろ、人生の根本的な問題を
突き詰めて考えれば考えるほど、
科学には限界があることがわかります。

そういったとき、
数千年単位で続く知恵というのは、
あなたの根源的な悩みの解決に役立ちますので、
ぜひ興味を持っていただければ嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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