私、メンタル弱すぎて泣きそうです。
どうすれば折れないメンタルを作ることができるでしょうか?
メンタルを健康に保つのに、
食事、睡眠、運動が
大切であることは言うまでもありませんが、
今回は、
というより根本的なことについて
考えていきましょう。
私たちは必ず何かを心の支えにして
生きているはずです。
「これが上手くいっていれば
自分の人生は素晴らしいものとなる」
と感じているものが
その人にとっての心の支えです。
このコロナショックによって
今までみんなが支えにしてきたものが
崩れかけています。
・お金
・人との物理的な交流
・健康
・進学
などが危機にさらされています。
このような非常事態だからこそ、
あらためてご自身の
心の支えについて
考えを深めていただき、
今のような
変化の多い時期にも対応できるように
「最適化」して頂ければと思っています。
何があっても折れないメンタルの作り方が
分かるようになりますので、
ぜひ最後までお読みください。
目次
複数の柱を持つ
例えば、
仕事の成功だけを心の支えにしていると、
定年退職をした後などに
急に老け込んでしまうといった話はよくありますよね。
パルテノン神殿のように、
いくつも柱があるのが理想です。
一時的に何か一つの分野に
コミットすることは良いですが、
完全に一つだけという状態は
リスクが高すぎるのでおすすめしません。
代表的な心の支え
以下に私たちにとっての
代表的な心の支えを簡単に解説します。
お金
お金は現代社会を生きる
私たちの生活に欠かせないものであり、
お金の問題を抱えることは
非常に苦しいものです。
なくてはならないものなので、
お金を究極的な人生の目的そのものに
している場合も少なくないでしょう。
お金とはどこまで言っても
価値と価値を交換するツールであり、
お金そのものには価値は本来ありません。
また、インフレや投資の失敗などにより
お金はいつ失われたとしても不思議ではないです。
非常に大切な柱の一つなのですが
いつ壊れてもおかしくない柱と言えます。
社会的地位
出世などを通して
高い社会的な地位を獲得することが
人生の大きな目的になり、
それを心の支えにしている方も
少なくないのではないかと思います。
日本は経済の悪化と
自殺者数が相関しますが、
心の支えをお金(仕事)と社会的地位に
集中させすぎているからだと考えています。
また、冒頭でも話したように、
定年退職後に老け込んでしまうことにも
繋がるでしょう。
社会の中でのポジションも大切ですが、
こちらもいつ壊れてもおかしくない
柱といえます。
家族
仕事に没頭して
家族を放ったらかしにする
といったことは日本ではよくありますが
それは非常に不健康です。
家族関係は
私たちが健康に生きる上で
大切なことなので
より良い状態を目指すべきです。
しかし、
家族との関係が
いつも良いとは限りませんし、
やがては別れの日が来るものです。
また、あまりにも関係が
こじれてしまった場合は
家族と距離を取ることも必要です。
ですので、非常に大切ではありますが、
やはりこれも壊れる可能性のある柱と言えます。
恋人/配偶者
しかし、パートナーが
100%自分に依存するような状態だったら
その関係は長続きしないでしょう。
また、家族と同様、
いずれは別れが必ず来るものです。
破局や離婚があった時点で
その関係は終わってしまうので
壊れやすい心の支えと言えます。
趣味
仕事でのストレスがあったとしても
趣味を生きがいにして
生きている方も少なくないでしょう。
自分の楽しみのためにする活動を
持つことも大切ではありますが、
それだけが心の支えになることはありません。
また、
その対象に飽きてしまったり、
仕事やお金の面がうまくいっていないと
趣味を楽しむ余裕もなくなります。
なので、いつなくなってもおかしくない
心の支えの一つと言えます。
自分自身の能力・健康
「自分自身を頼りに生きていく」
「健康があれば何回でもやり直せる」
このように考えている方も
多いのではないかと思いますし、
自分の能力を高めたり、
健康を大切にすることは
非常におすすめです。
しかし、
心の支えという意味で考えると、
自分自身の能力や健康は不安定と言えます。
病気によって積み上げてきた
能力が発揮できなくなることもあるからです。
また、加齢による衰えで
能力が下がっていくこともあり得るでしょう。
・自分自身を磨くこと
・健康に気を使うこと
これらは間違いなく大切ですし、
ぜひ時間とお金とエネルギーを
投資して頂きたいのですが、
いつ壊れてもおかしくない
心の支えと言えるでしょう。
絶対に壊れない柱
・社会的地位
・家族
・恋人/配偶者
・趣味
・自分自身の能力/健康
など、
いくつか代表的な心の支えを
紹介しましたが、
どれもいつ壊れても
おかしくないものです。
全て、人生の中で
非常に大切なものではありますが、
特にコロナのような非常事態の中では
いつ倒れてもおかしくないものばかりです。
不安を煽りたい訳ではありませんが、
・仕事を失って肩書きなどを失うかもしれません
・ストレスで家族との関係が悪化するかもしれません
・恋人や配偶者と破局する可能性は誰にだって常にあります
・仕事やお金が上手く回っていなければ趣味を楽しむ気にもなれないでしょう
・ストレスであなたの本来の能力が制限されてしまったり、健康を害してしまう場合もあるでしょう
私たちが心の支えにしているものは
客観的に考えてもこのような状況なのです。
メンタルが折れてしまっても
不思議ではありません。
それは・・・
「絶対に倒れない柱に頼ること」
です。
その倒れない柱とは何かというと、
「超越した存在 / 神」
です。
なぜ、「超越した存在 / 神」を
究極的な心の支えになるかと言うと、
定義上、
「無限・完璧」
だからです。
先ほど紹介した、
・社会的地位
・家族
・恋人/配偶者
・趣味
・自分自身の能力/健康
これらのものは、
全て有限であり不完全です。
必ずいつかは終わりが来ますし、
ちょっとしたことがきっかけで
いつ上手くいかなくなっても
不思議ではありません。
一方、
「超越した存在 / 神」
であれば、何があったとしても
失われたり、欠けたりすることあり得ません。
心が折れるというのは、
支えにしていた柱が折れてしまう
ということですが、
人智を超えた大きな存在であれば
そのようなことは起こり得ないなので安心です。
また、コロナのような難しい問題であっても
「これには全て長い目で見たら意味がある」
と思いやすくなり、
悩みの連鎖を断ち切ることができます。
デューク大学のコーニック博士が
メタ分析(最も科学的に信頼性のある方法)
を行なった結果、
93件の論文のうち59件(63%)が、
スピリチュアルな感覚の持ち主は
うつ病の割合が低い、
あるいはうつ症状が少ない
ことがわかっています。
まとめ
冒頭でも述べたように、
私たちは必ず何かを
心の支えにして生きています。
「これが上手くいっていれば
自分の人生は素晴らしいものとなる」
というものを、
意識的にも無意識的にも
持っているはずです。
今回のコロナのようなことがあると
普段だったら心の支えにできるものが
頼りなくなっています。
また、今回の状況が収束したとしても
また別の非常事態は必ず何かやって来ます。
・金融の崩壊
・大きな地震
・新しい感染症
何が起きるかは分かりませんが、
有限で不完全なものに頼るのではなく
定義上、無限であり完璧である
「神 / 超越者」
に頼る癖をつけて、
心の支えをバージョンアップしておくことが
良い備えとなるでしょう。
この非常事態をよりよく生きるのに
お役立ていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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