幸せになるには、
「なんとかなる!」因子
が大切と聞きましたがどうすれば高められますか?
以前、ポジティブ心理学の
研究結果から、
人間が幸せになるには、
「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)
「なんとかなる!」因子(まえむきと楽観の因子)
「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)
この4つの条件があると
説明しましたが、
今回は、
「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)
こちらの具体的な高め方を
解説します。
目次
①楽観性(私はものごとが思い通りにいくと思う)
・明るい未来がやってくる
・明るい未来に進んでいる
という感覚は私たちを
幸せにしてくれます。
今日よりも明日、
明日よりも明後日が
どんどん良くなっていくと
思えることで、
生きることに希望を持つことができるのです。
ネガティブに感じることが
あったとしても、
それをポジティブに変換する能力を
持つことが大切なのです。
悩みや思うようにいかないことを
3つ書き出してみて下さい。
そして、
と自分に質問し、
書き出してみて下さい。
そうではなく、
ネガティブに感じることの
裏側にあるポジティブ面を
見る癖をつけることで
楽観性を身につけることができます。
②気持ちの切り替え(私は学校や仕事での失敗や不安な感情をあまり引きずらない)
起きて欲しくなかった
ネガティブなことを、
繰り返し頭の中で
何度も再生してしまう人は
幸せにはなれません。
気持ちの切り替え能力を
高めるのに役立つ具体的な方法は、
です。
マインドフルネス瞑想を通して
「注意・意識」を
コントロールする
能力を高めることができます。
色々な方法があるのですが、
目を閉じて
「お腹の膨らむ感じ、凹む感じ」
だけに集中して下さい。
実際にやってみて
いただくと分かるのですが、
30秒もしないうちに
考え事が湧いてくるなどして
別のところに意識が持っていかれてしまいます。
それ自体は全く問題ありません。
意識が逸それてしまったことに気づいたら
またお腹に意識を戻すことを
繰り返すことで、
注意のコントロール力を
高めることができます。
ぜひ、
マインドフルネス瞑想をすることで
意識や注意をコントロールする能力を
高めてくださいね。
③積極的な他者関係(私は他者との近しい関係を維持することができる)
前回は、
といったことを
お伝えしましたが、
それと同時にある程度
人間はどこまでいっても
自己中心的で
自分勝手な不完全な存在です。
なので、
相手の欠けているところを
見つけようとすれば
いくらでも見つけられてしまいます。
だからこそ、
相手の良いところを
見る能力を高めることが大切なんですね。
具体的には
相手に対して、
「感謝できること」
を紙に書き出してください。
繰り返し練習することで、
相手が「してくれなかったこと」でなく
「してくれたこと」
に注意が向くようになるでしょう。
この能力を高めれば高めるほど、
ある程度どんな人とでも
仲良くなることができるようになります。
④自己受容(自分は人生で多くのことを達成してきた)
・過去に自分が成し遂げられなかったこと
・過去に自分が行ってきたこと
・自分の嫌なところ
などを書き出してみてください。
そして、
・上手くいったこと
・上手くいかなかったこと
・自分の嫌なところ
・自分の好きなところ
・自分の強み
・自分の弱み
ぜーーーーーーーんぶ含めて
今の自分があるんだ。
何か特別な存在になろうとしなくても
あるがままの自分でいいんだ。
自分は自分の生き方や道がある。
あるがままの自分らしさを
大切にしていこう。
このように繰り返し
思うようにしてみてください。
そうすることで、
他人との比較や
劣等感を薄めることができます。
人はそれぞれに役割があり
それぞれの道を
自分らしく歩めていれば
それで幸せを感じることができます。
人と比べてしまうことも
時にはあるかと思いますが、
できるだけ少なくして
自分らしい人生を歩んでくださいね。
まとめ
幸せになるための
因子の一つ、
「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)
について解説しました。
具体的には、
②気持ちの切り替え
③積極的な他者関係
④自己受容
これらが前向きに生きるのに
必要なことです。
幸せな人とは・・・
あるがままの自分を認め、
明るい未来を見つつも
今を大切にして生きる・・・
このような人です。
ぜひ、
今回の内容を参考にして
より良い人生を作るのに
お役立ていただければ幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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