すぐ目先の欲望に負けてしまいます。
本当はやりたいことがあるのに、
ついゲームやインターネットを何時間もやってしまいます。
どうすればいいでしょうか?
✅ コツコツやればいいと分かってるのに続けられない
✅ 英語の勉強が続かない
✅ 運動が続けられない
✅ 積立投資が続かない
✅ 貯金できない
✅ ブログが続けられない
✅ YouTubeが続けられない
上記のチェックに一つでも
当てはまる場合は、
行動経済学的に説明がつきます。
解決策もお伝えしますので
ぜひ最後までお読みください。
目次
時間割引率が犯人
時間割引率とは・・・
・痩せることの健康メリットよりも
目の前の欲望に負けて食べてしまう
・将来英語を話せればメリットがいっぱいあるのに
目の前の勉強に身が入らない
・1年後にもらえる15000円よりも
すぐにもらえる10000円を選んでしまう
・運動すれば健康になり
長期的なメリットがあることを知っていても、
運動しないことのラクさを選んでしまう
・将来、莫大な報酬があると分かっていても
すぐに成果のないブログを続けられない
・明日から本気出す
・分かっていても続けられない
・分かっていてもやめられない
私たちは、
遠い将来にメリットがあると分かっていても、
目先の欲望に弱い生き物なんですね。
なぜなら
時間割引率が低ければ低いほど、
将来の価値を過小評価しないので、
将来の大きな価値のために
コツコツした努力を続けられからです。
時間割引率が高ければ高いほど
将来の価値を低く見積もってしまうため、
すぐに成果が出ないものは続けられません。
大きな成果を得るには
→その日一日の練習だけで目覚ましい進歩があるわけではない・ダイエット
→その日1日食べないだけで、何キロも痩せることはない・英語
→その日1日努力しても、大きな上達はしない
・ブログ
→その日1日の努力が実るのは数年後
・ビジネス
→最初の構想から成功するまで5,10年かかることも珍しくない
本当に価値のあることは大抵時間がかかります。
ということが大事で、
年数が長いほど大きな成果が出ます。
例えば、
1週間で得た知識はそれなりの知識で、
何年もかけて試行錯誤して得た知識は
当然価値が高くなります。
長期的な価値のために
すぐには成果の出ない地道な努力をすると、
やがては大きな実を結ぶんですね。
このようなことができる人は、
人生が時間とともに
より良くなっていく人なのです。
時間割引を克服する方法
以下、解説します。
【目標を細分化して小さなゴールを作る】
遠い未来であればあるほど
時間割引率は高くなります。
例えば、5年後の大きな成果は
過小評価してしまうので、
1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後の
ゴールを作ることで行動しやすくなります。
【1日単位で生きる】
未来のことになればなるほど
価値を低く見積もってしまうので、
「遠い未来のためにやっている」
という感覚を消すと時間割引を最小化できます。
【報酬をすぐに与える】
あくまで1つの例ですが、
そうすることで、
サボることで得られる報酬よりも
やり切ることで得られる報酬を高くできます。
【余裕を持つ】
例えば、貯金が1000万円あれば、
1年後の15000円でも目先の10000円でも
どっちでも良くなりますが、
貯金ゼロだと目先のお金が欲しくなるからです。
まとめ
やった方がいいと分かってるのにできない・・・
これは全員の課題だと思いますが、
行動経済学的には「時間割引率」が原因です。
行動できることにも
できないことにも隠れた原因があり、
気合い・努力だけでは
自分をコントロールできないので、
自分を責める必要はありません。
工夫して時間割引率を
下げることができれば、
長期的な努力を
コツコツできるようになるでしょう。
ぜひ、参考にしていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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