自分に自信が持てなさすぎて毎日辛いです。
どうすれば自信を持つことができるでしょうか?
自分に自信を持てずに
悩まれている方は少なくないと思います。
健康的に自信を持つことは
私たちが幸せかつ生産的に
生きるのに絶対に必要なことですので、
自信を高めようとすることは
非常に大切と言えます。
そこで今回は
自信の種類と自信の高め方について解説します。
これから先の人生を
よりよく幸せに生きるのに役立ちますので
ぜひ最後までお読みください。
目次
①自信の種類と理想の状態
あくまでこれは私なりの
解釈・分類なのですが、
2、根拠のある自信
3、根拠のない自信
以上の3種類があり、
この3つのパラメーターによって、
・謙虚
・傲慢
のどれかになります。
もちろん理想の状態とは
「謙虚」
な状態です。
どれか一つ以上の自信が極度に低い
「卑屈」もよくありませんし、
根拠のない自信がやたらと高い
「傲慢」もよくありません。
②「謙虚」になるためには
「謙虚」の状態になるためには、
2、根拠のある自信 → 高い
3、根拠のない自信 → 低いか中くらい
このような状態である必要があります。
一つずつ解説します。
1、自己存在そのものへの自信
これは、幼少期の親との関係や、
その後の人生で無条件に愛された経験が強く影響をします。
あるいは、宗教的な感覚であったり、
「人は無条件で価値がある」
という考え方を深く深く自分に染み込ませることで
高めることができます。
これは私たちの心の深い基盤となるもので、
人生の中で最も大切なものと言えます。
これさえしっかりあれば
私たちは人生を幸せに生きることができ、
高ければ高いほど良いと言えます。
2、根拠のある自信
大小さまざまな成功体験で高めることができます。
基本的には、
「自分で決めたことを必ずやり遂げる」
ことで成功体験を積み
後からでも高めることが可能です。
家で例えるなら「柱と壁と屋根」の部分で、
家を形作るのに非常に大切なものとなります。
過去に実際にした努力の積み重ねによって得られる
地に足のついた感覚ですので、
高ければ高いほど良いと言えます。
3、根拠のない自信
根拠のない自信は、
まだ達成したことのない未知なることに対しても、
「自分ならできそうだ」
という感覚です。
自分の実力から少し背伸びをしているような状態です。
人生がうまく行かなくなる人は、
あらゆることに対して、
・できない
・無理
と最初から決めつけて
「できる可能性」を自分から
捨ててしまう傾向があります。
結果、現状から抜け出すことができず、
進化・成長の可能性を自ら捨ててしまいます。
家で例えるとしたら、
「装飾」のようなもので、
それほど重要ではありません。
具体的な高め方としては、
「できる!」
「今すぐにはできないけどしっかり調べて
戦略を立てて努力すればきっとできる!」
などといった口癖を持つことです。
普段の思考や口癖を変えることで
具体的な達成方法は後から見えてくるので
とりあえず口癖を変えてしまうことをおすすめします。
以上、一つずつ解説しましたが、
2、根拠のある自信(家の柱・壁・屋根) → 高い
3、根拠のない自信(装飾) → 低いか中くらい
これくらいのバランスにしておくことで、
健康的かつ生産的に生きることができます。
③不健康で危険な自信
たまに自己啓発などであるのは、
「根拠のない自信だけ」を
イメージの力などで高めようとすることだと思うのですが、それは危険です。
なぜなら、最も大切なことは、
1、自己存在そのものへの自信
2、根拠のある自信
だからです。
家で例えるなら、本当に大切なことは、
いくら派手でかっこいい飾りがあったとしても、
今にも崩れそうな建物で困ります。
基礎工事や柱・壁・屋根といった
家の最も大切な部分が
しっかりしていることが何よりも大切です。
確かに「根拠のない自信」もある程度は大切ですが、
それはあくまでおまけの要素であり背伸びにすぎません。
最初の始めるきっかけとして、
「できる!」
と前向きな気持ちになることは大切ですが、
あくまでそれは、
「根拠のある自信」
を育むための準備段階でしかないのです。
根拠のない自信ばかりが高くなると、
また、自分の現状の実力を把握することができなくなり、
現実的な行動計画を作ることができなくなり、
結果、何も行動しない人となります。
目標を形にするのに唯一必要なものは、
「継続的な行動」です。
根拠のない自信もある程度は必要ですが、
そればかりになると夢や目標は実現できません。
また、自分で生み出した
肥大化したセルフイメージを保つために、
「俺はやればできる。
今はまだやってないだけ」
と言い訳をすることで、
挑戦をしなくなる可能性もあります。
また、
「根拠のない自信」
を肥大化させてしまった傲慢な状態というのは、
人よりも抜きん出た成功をし、
周りからの賞賛を受けることでなってしまう場合もあります。
一つの事業を成功させた社長が調子に乗り、
万能感に浸って無謀になり
大きく失敗してしまうような状態です。
また、傲慢の逆で、
は、自分の行動や挑戦を
「褒めて・認めて・尊重する」
ということを繰り返し大切になさってください。
自分を褒めることは
必ずしも傲慢さに繋がるわけでありません。
素直に自分の
・挑戦したところ
・実際に出した結果
を素直に褒めたり認めたりすることに
慣れていきましょう。
また、何か新しいチャレンジをする際も、
「きっとできる!」
と冗談半分で大丈夫なので
口から出してみてください。
根拠のない自信が過剰になることは危険ですが、
全くない状態というのもよくありません。
ぜひ、口癖を変えることを
意識なさってください。
また、それと同時に
存在そのものについての自信も大切になさってください。
これについては、
伝統宗教を学ばれることをお勧めします。
WHOでも健康の定義として、
「スピリチュアリティ」
を入れたほうが良いのでは?
といった議論もあり、
信仰心を持つことは決して変なことではありません。
過激なカルトなどには気をつけるべきですが、
数千年単位で続く伝統宗教から学べることは
本当にたくさんあります。
まとめ
今回は自信について解説させていただきました。
結論としては、
2、根拠のある自信(家の柱・壁・屋根) → 高い
3、根拠のない自信(装飾) → 低いか中くらい
です。
ぜひ、卑屈でも傲慢でもなく、
健全な自信と自己愛がある状態である、
「謙虚」
というバランスのとれた状態を実現し、
素晴らしい人生を歩むのに
役立てていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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