・仕事のやる気が出ない
・勉強のやる気が出ない
・運動のやる気が出ない
このような悩みがあり、
やる気やモチベーションを
高めたいという方はたくさんいるかと思いますが、
実はものごとを継続する上で
もちろん、
ないよりあった方がいいのですが、
やる気やモチベーションに依存するのはよくありません。
なぜなら、
やる気やモチベーションを基準にすると、
ということになるからです。
私たちのやる気やモチベーションには
必ず波や浮き沈みがあるので、
やる気・モチベーションに依存するということは
「やったりやらなかったりします!」
と言っているのと同じようなもの。
今日はそのことについて
お話ししたいと思いますので
ぜひ最後までお読みください。
目次
①そもそもやる気がいらないようなことをやる
やる気やモチベーションが必要なことは
そもそも「やりたくないこと」である可能性があります。
・テレビ
・インターネット
・友達と遊ぶ
このようなことは
小学生でも長時間、集中することができます。
彼らにはやる気もモチベーションも全く必要がありません。
なぜなら「心からやりたいこと」だからです。
ですので、まずはそのやっていることが
このようなことを疑ってみてください。
②必要性、有用性を書き出す
純粋にやりたいことであれば、
勝手に行動し続けることができますが、
それほど楽しくなくてもやるべきこともあります。
例えば歯磨き。
歯磨きを毎回楽しみながらできる人は
かなり少ないかと思いますが、
それでも多くの人が
毎日最低1回以上は習慣にしています。
なぜ歯磨きのような楽しくない
行動をし続けることができるかというと、
・有用性(役に立つこと)
この2点を強く理解しているからです。
必要性と有用性を深く理解しているからです。運動がいかに私たちの健康に役立ち、
幸せに生きるのに必要かを深く理解しているからです。
必要性と有用性を深く理解しているからです。勉強がいかに私たちの人生を
素晴らしいものにしてくれるかを
深く深く理解しているからです。
なので、ある意味、
その行動の「意味」をどれだけ「理解」しているかで
その人の継続力が決まります。
③作業興奮を活用する
これは心理学的には
「作業興奮」と呼ばれる現象で、
非常に役に立つ考え方です。
やる気やモチベーションがない日は
誰にだって必ずありますが、
それに支配されてしまったら
ものごとを継続することはできません。
しかし、どれだけやる気がない日でも、
本当に小さな小さな行動であれば
少しはできるはずです。
「やる気があるから行動する」
という場合もありますが、
「行動するからやる気がでる」
という考え方もぜひ取り入れてください。
・机に向かってみる
・本を開いてみる
・最初の1問目だけ問く
などのような小さな目標を作り
実際に行動することで
素晴らしい人生を創造なさってくださいね。
④習慣化
行動を習慣化してしまえば
ものごとを継続できます。
習慣化すると良くも悪くも
無意識でできるようになり、
自動的に行動を継続することができます。
・小さく始める
・If-thenルール
この2点です。
・小さく始める
習慣的な行動は大脳基底核が担っており、
やる気の必要な行動は前頭前野で行なっています。
なので、急に大きな行動をしようとすると
前頭前野のエネルギー切れとなり
大脳基底核(昔の習慣)が勝ってしまいます。
そうならなようにするためには、
というのが結論です。
小さく始め、
それを確実に繰り返すことで
負荷が少なくなります。
ぜひ、新しい習慣を取り入れる際は
「小さく始める」という考え方を大切になさってください。
・If-thenルール
それは、
「if-thenルール」
です。
「いつ、どこで、どういうタイミングでやるか?」
ということを決めるだけで
習慣化の成功率が大幅に高まります。
例えば、私の例だと、
だいたいこのような感じの流れを作っています。
行動というのは単独で存在しているのではなく、
必ずその前に「きっかけ」となることが起きています。
人間の行動原理は非常にシンプルで、
「きっかけ→行動→報酬」
基本的にはたったこれだけです。
その行動をしやすくする。
そしてその行動を「きっかけ」にして
次の行動につなげてあげる。
そしてさらにその行動を「きっかけ」にして
次の行動につなげる・・・
このように、
といった感じで、
習慣をチェーンのようにつなぐことが出来れば
私たちはやる気やモチベーションに頼ることなく
行動を自動化することができます。
ぜひこの考え方を取り入れ、
行動を決めるときは、
どういうタイミングで行うかを明確に決めてください。
⑤ドーパミンによる強化学習
先ほど人間の行動原理は
「きっかけ→行動→報酬」
とお伝えしましたが、
「報酬」について解説します。
人間が何か行動をして
その行動によって得られた結果が、
行ったレストランが
美味しければまた行こうとしますが、
不味ければまた行こうとしないのと同じです。
このような性質があるので、
というのが有効です。
報酬(快楽)といっても
それほど大きなものでなくても大丈夫です。
おすすめは、
勉強や運動が終わった後に、
というのを「報酬」としてご自身に与えてみてください。
シンプルですが非常に役立ちますので
ぜひ取り入れていただければと思います。
まとめ
今回はやる気・モチベーションに頼らずに
行動し続ける方法として、
②必要性、有用性を書き出す
③作業興奮を活用する
④習慣化
⑤ドーパミンによる強化学習
を紹介させていただきました。
一つではなく全てを組み合わせて
生活の中に取り入れてみてください。
そして、あなたの理想とする最高の人生を
創るのにお役立ていただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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