日本の学校教育の問題点とこれからの生き方

学校教育について
この記事は約7分で読めます。

日本の学校教育ってどうなんでしょうかね?
時代に合ってなくて問題だらけだと思います。
でも、いまいち具体的に何が問題なのか上手く言葉にできません。
教えてください!

 

今回は日本の公教育について話します。

日本の公教育が
全て悪いわけではありませんが、
私たちが幸せに豊かに生きていく上で
非常に問題があります。

学校教育の負の側面を見つめ、
ある種の洗脳から解放されることで
自由に幸せに生きることにつながりますので
ぜひ最後までお読みください。

 

目次

 

 

①日本の公教育の目標

基本的に日本の公教育は
産業社会に適応できる人を育てる場所です。

端的に言うと、
会社員・サラリーマンを
育成する機関が公教育ということです。

・集団で同じことをする
・チャイムに合わせて行動する
・教師(管理者)の言うことを聞く

このようなルールが学校にはあり、
こういった文化に適応できないと
問題児としてのレッテルを貼らます。

もちろん、全てが悪いわけではなく、
日本が経済的に豊かに反映できたのも
このような管理教育があったおかげなので
感謝するべきことがたくさんあります。

 

ただ、否定的に見ると、
このような教育は

一人一人の個性や主体性を破壊し、
経営者にとってコントロールしやすい
都合のいい人材を育てることとも解釈できます。

 

会社・経営者にとって欲しい人材は、

・会社(管理者)が決めたことを
 文句を言うことなく黙々とやり続けてくれる人・コントロール, 管理しやすい人

このような人です。

 

会社(管理者)が決めた、
やりたくないことを
やらなければならない

このようなマインドセットは
どこで埋め込まれるかというと、

公教育

なんですね。

 

・やりたくないことでも、
 みんながやっているからという理由でやる・時間の使い方がチャイムで管理されている・教師(管理者)の言うことだから
 やりたくなくても従わなければならない

このような不自由な世界が
公教育ということです。

 

受験勉強も、

「やりたくないことを
 やらなければならない」

というモチベーションでやり、

 

会社に入っても、

「働きたくないけど
 働かなくてはいけない」

というモチベーションで頑張るわけです。

 

 

②時代に合っていない

ここまで公教育の
問題点について話しましたが、
管理教育を全て否定しているわけではありません。

繰り返しになりますが、
日本の経済成長は
公教育やサラリーマンのおかげですので、
良い面もたくさんあり感謝するべきことは
山のようにあるでしょう。

しかし問題は、このような教育方針が
時代に合っていないということです。

 

管理教育で主体性を破壊された
依存状態でも良いのは、

・人口が右肩上がり
・経済が右肩上がり
・工業(物作り)中心の産業
・終身雇用が保証されている

このような条件があるときだけです。

このような条件が整っているときは
主体性を破壊するような管理教育でも
上手くまわっていた部分もあります。

 

つまり、

「同じことを何度も繰り返す単純作業」

によって価値を生み出すことができたので、
長時間働けば働くほど企業にとって良いわけです。

 

しかし、これからの時代、

単純作業や繰り返しの作業は
ロボットAIにどんどん置き換わっていきます。

いきなり全てが変わるわけではありませんが、
5年10年単位で確実にそのような流れはあり、

「同じことを何度も繰り返す単純作業

は人間がやるのではなく、
ロボットやAIがやるようになります。

 

また、これからの時代は、

「工業産業 → 情報産業 → 知識産業」

と産業の中心が物作りから、
目に見えない情報や知識にシフトしていきます。

繰り返しの同じ作業ではなく、
クリエイティブで役立つ
アイディアの方が価値を生む時代です

 

・満遍なくいろいろなことが平均的にできる人よりも
 何かの専門性をしっかりと身につけている人


・主体性を発揮して自分らしい価値を創造できる人


得意と好きなことを伸ばし続けられる人

このような特徴を持っている人が
ますます活躍しやすい時代と言えます。

 

また、人口問題も非常に大きな問題です。

・人口減少
・少子高齢化

が到来しているので、
働ける若者が多くの高齢者を
支えなくてはなりません。

そのよう中で大切なことは、
一人当たりのの生産性を高めることです。

生産性を高めるといっても、
大量の時間を投下することによって
価値を生むのではなく、
工夫やアイディアによって
付加価値を最大化する必要があります。

 

工夫やアイディアによって
付加価値を創造できる人とは
どういう人かというと、

従来の公教育で
主体性を奪われた依存状態の人ではなく、
自分の個性才能をとことん活かせる人です。

 

 

③自由に自分らしく生きる

個性や才能を活かせるようになるためには、
まずは学校教育のある種の洗脳から
解放される必要があります。

 

・みんなと同じことをやらなければならない
・偉い人に決めてもらわなければならない
・やりたくないことをやらなければならない
・就職しないと生きていけない

 

このような考え方は

時代遅れの幻想です。

 

そうではなく、これからの時代は、

・自分らしく生きていい
・自分らしく自由にゴールを設定していい
・自分の強みや才能を最大限生かしていい
・自分が楽しいと思えることをやっていい
・自分のやりたいことをやっていい
・自分1人でも生きていくことができる

このような自立したマインドセット
しっかりと持つ必要があります。

ただし、勘違いしていただきたくないのは、
会社に就職してサラリーマンとして
生きることを否定しているわけではありません。

あくまで、
「自分自身が設定したゴール」

が先にあり、「手段」として
就職することは非常にいいことです。

主体性が確立できていない依存状態というのは、
就職することそのものが目標になっている状態です。

その仕事がどういった価値を生み出し、
社会にどう貢献しているかということよりも、
ただ大きな企業に就職することそのものが
目的となっている場合は依存状態です。

自立した状態というのは、
自分なりに人生のゴール・目標を立て、
そこから逆算して物事を考える生き方です。

 

その結果、

・会社への就職
・個人でビジネスを立ち上げる
・起業して組織を作る
・専業主夫/主婦として生きる

など様々な選択肢があり、
より自由な生き方ができるようになります。

ぜひ、

コーチング的な考え方を採用し、
依存マインドではなく、
自立マインドを大切になさってくださいね。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

・学校教育の問題点
・これからの時代変化
・自立マインドについて

などについて解説しました。

これからの日本・世界は
大きな技術革新が来ようとしています。

その中で社会のあり方が大きく変わっています。

この10年くらいの変化を見ても、
SNSの発達やスマホの普及などを
誰がここまで予想できたでしょうか。

これからますます、
ロボットや人工知能の波がやってきます。

それに備えるためにも、
表面的なノウハウに流されれるのではなく、
本質的な「自立マインド」を
大切にしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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コメント

  1. 米倉洋平 より:

    教育は大事であるにもかかわらずかなり遅れている分野だと思います。すごく深いテーマだと思います。

    • Holistic Life Coachingtamaki-coaching より:

      コメントありがとうございます。
      本当にその通りですよね。教育の見直しが必要だと思います。

  2. シーニー より:

    この記事は私も懸念していた事です
    ・学校教育は円滑なコミュニケ―ションは教えないし
    世の中の仕事についても教えない
    心理学も哲学も教えない
    将来何をしたらいいのか自分で考えるか家族に教えてもらわなければならなかった
    インターネットが無かった時代は家族もあてにならないと、もはや子供にはどうしようもなかった よほど友人等に恵まれないとカエルの子はカエルのままであり進化がなかった

    ・賞罰教育も良くないですね 褒められるからやる 罰を受けるからやる
    その結果いくつになっても褒められない事、目に見えない事はやらない人間が多くを占めます

    職場の落ちているゴミを拾わない 埃まみれでも掃除しない
    掃除機の袋がいっぱいになっても言われるまで取り替えない
    手伝わない 等々

    ・授業も個々の教員に任せるのではなく最も分かりやすく優れている動画などに変えた方が良い 個々の教員に任せているなんていう非常に愚かで時代遅れの勉強法である

    教員はまず何のために授業を行うのか この教科を学ぶとどんな良い事があるのか等を
    説明しなさい 教科を好きになるように誠実に生徒と向かいあいなさい

    まとめ 富国強兵時代と変わらず機械の歯車になる兵隊を育てる事しか行っておらず本当に必要な事が足りてない 時代遅れも甚だしい。

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