関わらない方がいい人の特徴 〜ドリームキラー編〜

人間関係
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コーチング用語で
ドリームキラー」という
言葉がありますが
聞かれたことはあるでしょうか?

意味はそのままで、
夢を殺す人」ということです。

夢や目標に向かって
頑張っている人の足を引っ張って
邪魔をする存在が
「ドリームキラー」です。

 

そこで今回は、
ドリームキラーの特徴と
その対処法について解説します。

ドリームキラーに気づき、
上手く対処することができれば
あなたは自分らしい幸せな人生を
送りやすくなりますので、
ぜひ最後までお読み下さい。

 

目次

 

 

①悪意のドリームキラー

あなたのことを意図的に
邪魔しようとするドリームキラーとは
完全に関係を切りましょう。

邪魔でしかないので
一切関わらないことが大切です。

 

このようなタイプの人は、

「他人を否定しないと
 自分を保つことができない人」

なので、
基本的にパーソナリティが歪んでいます。

・君にはどうせ無理だよ
・お前にできるわけがない
・早く諦めろ

このように言うことで、
他人の勇気自信を奪おうとします。

 

彼らの根底には非常に強い劣等感があり、
その穴埋めをしようと相手を下に下げて、
相対的に自分が上にいるような感覚を
味わおうとするのです。

このような人は、
過去にいろいろな心の傷を抱えた
ある種の被害者であるという見方もできますが、
あなたが巻き込まれてはいけません。

 

具体的にどうすればいいかということは
ケースバイケースなので
一概に言うことはできませんが、

・毅然とした態度で
 そのような発言をやめるように言う・自然消滅で会わないようにする

・スルーし続ける

などなど様々な選択肢があるかと思いますが、
とにかくこのような人にはお気をつけ下さい。

 

 

 

②善意のドリームキラー

あなたの立てた夢や目標を
妨害しようとするのは、
必ずしも悪意のある人だけではありません。

 

むしろ身近にいる、

「親、教師、友達、パートナー」

ドリームキラーになる場合の方が多いです。

 

彼らは少なくとも表面的なレベルでは
あなたのことを大切に思っていて、
あなたが失敗したりしないように、

・それは難しいんじゃない
・もっと別のことをした方がいいよ
・君にはできない

などとアドバイスをしてくれます。

 

 

2-1 人格的に未熟

しかし、はっきり言うと、
彼らは人格的に未熟で
精神的に依存状態の人たちです。

アドラー心理学の言葉を使うと、
彼らは「課題の分離」ができていません。

自分の人生を生きていないので
他人の課題に割り込み、
それをごまかそうとしているのです。

 

つまり、
「お互いが自立した自由な存在」
として交流するのではなく、「お互いがお互いを縛り合う不自由な存在」
として交流しようとします。

 

ドリームキラーは、
あなたの「自由・主体性・価値観」を無視して、
自分の考えを無理やり押し付けてきます。

 

特に今の50代、60代以上の人たちは
地位や世間体、肩書きというものに対して
異常なまでに執着していることが多いです。

その職業の役割や社会への貢献度ではなく、

「社会的に高いポジションに就くこと」
「安定して楽にお金を稼げること」

といったことに対して、
異常なまでにこだわりを持っていることも
珍しくありません。

 

 

今もまだ根強いですが、
特に彼らの若い頃の時代は、

「いい高校→いい大学→いい会社」

という分かりやすい道があり、
経済も人口も右肩上がりで、
終身雇用で年金ももらえ、
一生安泰というのが当たり前の時代でした。

しかし、私たちはそのような
分かりやすく右肩あがりの時代を
生きているのではありませんし、
年金も終身雇用も基本的には
当てにすることできない時代です。

 

親世代の人たちが、
あなたのことを心配して言う気持ち自体は
決して悪いものではありませんが、

今の時代と親世代の感覚のズレというのは
非常に大きなものがあるので
真に受けない方がいいでしょう。

 

また、付け加えるとしたら、

総務省の統計によると
社会人の平均勉強時間は1日6分です。

たったの6分です。

なので、
大抵の親は勉強不足です。

親がよく子供に、

「勉強しないとまともな大人になれないよ!」

と言いますが、
当の大人が勉強してないわけです。

 

当然、
このようなコーチングや心理学についての
学びをしている人もごく少数でしょう。

知識の面でも生まれた時代の面でも、
当てにならない事がほとんどですので
親の言うことを真に受けてはいけません。

 

 

 

2-2 過去志向

また、ドリームキラーは
「未来志向」ではなく、
「過去志向」でもあります。

未来のゴールから逆算して
今をどう生きるかという発想よりも、
過去に縛られている人が多いです。

「過去これくらいできたから
 未来もこれくらいになるだろう」

という発想が強いわけです。

もちろん過去の経験や
培ってきた能力も大切ではありますが、

技術や能力というのは
ゴールを設定した後からでも
身につけることができます。

 

というよりも、

1、ゴールを設定する
2、認識が変わる
3、実際に能力を高めることができる

この順番なので、
実力をつけるためにも
先にゴール設定をする必要があります。

 

にも関わらず、

「今、能力がないから」という理由で、
未来の目標や夢をすぐに諦める癖がついてしまったら
衰退し続ける人生となります。

「今、英語が話せない」という理由で、
「英語を話せるようになる!」という
目標を諦めてしまったら、
一生英語を話せるようにはなりません。

 

なので、
特に若いうちは過去の自分の能力よりも、

「未来どうなりたいか?」

を先に設定し、そこから逆算して
今の自分のやることを決めてください。

 

ドリームキラーの方々は
過去に縛られたネガティブな人が多いです。

年齢を重ねれば重ねるほど
その傾向は強まりますが、
20代の人でもそのような人はいます。

相手が、
過去志向」なのか
未来志向」なのかを見極め、

相手の言うことに惑わされないよう
ぜひお気をつけください。

 

 

 

2-3 置いてかれたくない

善意のドリームキラーでありがちなのは、
単純にあなたに置いていかれるのが
怖いというケースもあります。

私たちが自然と仲良くなる友達というのは
いろんな面で大体同じくらいの
レベルであることが多いです。

・収入
・容姿
・学歴
・その他能力

などが同じくらいだと、
話しの中で共感できる事が多いので
一緒にいて居心地ががいいわけです。

 

私たちが無意識に求めているものは、

「それ分かるわ〜」

という「共感」なんですね。

お互いに共感し合あえるから
一緒にいるわけなのですが、

どちらか片方が大きく成長してしまうと
共感をし合うことが難しくなり、
それまでの関係を維持することは難しくなります。

もちろん、
そのような人間関係は理想ではありません。

無条件でお互いを存在レベル
大切にし合える関係が理想です

 

しかし、現実問題として、
片方は仕事も充実して、
それなりに収入もあり、
恋人もいるのに対し、

もう片方の人は、
全然仕事がうまくいかず、
収入もなく、恋人ともうまくいってない
といった状況だと、

2人が共感し合える時間は
限りなく少なくなり
居心地の悪さを感じることになるでしょう。

なので、私たちは
いつも仲良くしている友達が
大きく成長してしまうことを
どこか無意識のうちに恐れています。

 

ずっと親しくしていた友達や恋人が
ドリームキラーになるということは珍しくありません。

ただ、ドリームキラーだからといって
どんどん関係を切ってしまえばいいかと言うと
そうではないと思いますが、

お互いのためにも適切な距離を
見つけることが大切と言えます。

 

また、理想的なのは、
このような私たちの心のメカニズムを共有し、
お互いの自由と成長を尊重し合える
建設的な関係になることです。

そうすることで、
ドリームキラーだった友達が
最高の仲間になることもあるでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はドリームキラーについて
解説をしました。

 

ドリームキラーは

・悪意のドリームキラー
・善意のドリームキラー

に分けられ、彼らは、

・精神的に未熟であること
・過去志向であること
・置いていかれたくないこと

などといった特徴があることをお伝えしました。

 

日本の学校教育は一人一人の
個性を尊重するようなものではなく、

「みんな同じ」

という状態を目指します。

なので、日本という国は、
あなたが自由に自分らしい目標を立てようとすると
それを邪魔するドリームキラーが現れやすい環境と言えます。

しかし、ドリームキラーによって
あなたがあなたらしく生きる権利
侵害されてはいけません。

ぜひ今回の内容を、
自由に幸せな人生を送るのに
役立てていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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