![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/businesswoman3_question.png)
幸せになるには、
「あなたらしく!」因子
が大切と聞きましたがどうすれば高められますか?
以前、ポジティブ心理学の
研究結果から、
人間が幸せになるには、
「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)
「なんとかなる!」因子(まえむきと楽観の因子)
「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)
この4つの条件があると
説明しましたが、
今回は、
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「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)
こちらの具体的な高め方を
解説します。
目次
①社会的比較のなさ(私は自分のすることと他者がすることをあまり比較しない)
他人と自分を比べてしまう・・・
という悩みを持っている方は
特に日本では少なくないのではと思います。
と頭で思っていても、
心がついてこないということも
あるでしょう。
いろいろな方法がありますが、
今回は、
心理学者フィリップ・パールズの
ゲシュタルトの祈りをご紹介します。
【ゲシュタルトの祈り】
私は私のために生きる。
あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に沿うために
この世に生きているわけじゃない。
そして、
あなたも私の期待に沿うために
この世にいるわけじゃない。私は私。あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、
それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、
それもまた同じように素晴らしいことだ。
まさにアドラー心理学の
![アドラー先生](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/44c23b6b15d70994d766716b66bcaf1c.jpeg)
「課題の分離」
ですね。
私たちは自分基準で
自分らしい人生を歩むことで幸せになれます。
どれだけ努力して成果を出したとしても
上には上がいるもので、
どんなに成功している人でも
人と比較して劣等感を作ることはできてしまいます。
ただし、他人との比較が
全て悪いかというとそうではなく、
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/yaruki_moeru_man.png)
「自分が決めた目標のために他人と比較する」
のであれば健康的です。
そうではなく、
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/pride_man.png)
「他人に勝つために他人と比較する」
「自分の存在価値を証明するために他人と比較する」
という状態だと苦しくなってしまうんですね。
そうならないようにするためにも、
今回のゲシュタルトの祈りを
何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も
繰り返し読み続けてください。
何度も繰り返し読むことで
無意識・潜在意識に刷り込むことができます。
そうすることで、
・他人は他人
という感覚に少しずつ
変わることができるでしょう。
②制約の知覚のなさ(私に何ができて何ができないかは外部の制約のせいではない)
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/hysteric_okoru_man.png)
・社会が悪い
・政治が悪い
・教育が悪い
・親が悪い
だから、
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/mukiryoku_man.png)
「自分は自分の理想の人生を歩めない」
「自分らしい幸せな人生を歩むことができない」
という気持ちが一瞬わいてくることも
あるかと思いますが、
それだと幸せに生きることができません。
心理学では、
このような状態のことを
「外的統制」というのですが、
「信念・思考」は現実化するんですね。
そうではなく、
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/job_seijika_youngman.png)
私は過去にどんなことがあったとしても
自分らしく人生を切り開いて行くことができる。
短期的に結果を思い通りにすることはできなくても、
小さな努力や習慣の積み重ねで
長期的には自分が望む自分らしい人生を創ることができる。
このような信念を持つことで、
実際に能力も高まり
幸せに生きることができます。
人は自由への願望・・・
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/yaruki_moeru_man.png)
「自分の生きたいように生きたい」
という強い願望を持っています。
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/pose_ayashii_man.png)
・いや難しいよ
・現実を見ろ
・どうせ無理だよ
自信を奪われて
人生に対して無気力になっている方は
このようなことが口癖になっていますが、
それでは人は幸せに生きることができません。
そうならないようにするためにも、
徹底的な
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/job_seijika_youngman.png)
「自己責任マインド」
を持つことをおすすめします。
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/b429d8b96cd1a1b382c1e556e56f56f3.png)
今与えられている結果はすべて
自分が招いたものだ。
という考え方です。
良い結果も悪い結果も
すべてを自分が招いているので、
自分次第で人生を変えることができるわけです。
言葉で言うのは簡単ですが
これは非常に厳しい考え方で、
人生がうまくいっていない時ほど
この考え方になることは難しいです。
なぜなら、
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/pose_ayashii_man.png)
「他人のせい」
にした方が楽だから。
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/businessman4_cry.png)
・過去のあのことさえなければもっと成功していた
・あの人さえいなければもっといい人生を歩めていた
・この社会がもっとよければ自分は幸せに生きられた
などと思った方が
自尊心を守ることができます。
しかし、このような考え方は
現状維持(=衰退)を招くだけで
成長・進化・発展にはつながりません。
ただし、
あまりにも気持ちの落ち込みが強かったり、
日常生活すらも送れないくらい
メンタルの調子が悪い場合は、
強い「自己責任」の考え方を取ると
ますます自分を否定することにつながるので
無理やり取らなくても大丈夫です。
しかし、ある程度メンタルも安定していて、
日常生活を問題なく送れているのであれば
徹底的な
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/job_seijika_youngman.png)
「自己責任マインド」
を持つことをおすすめします。
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/yaruki_moeru_man.png)
・すべては自分で選んでいる
・すべては自分が招いている
・結果も責任も全部引き受ける
・自分で人生を切り開くことができる
このような考え方に切り替わるだけで
エネルギーが出てくるのでおすすめです。
ぜひ「自己責任マインド」を
身につけていただきたいのですが、
ただし、これはすべて中長期的に見た場合の話しです。
短期的には思い通りにできないことも
たくさんあります。
③自己概念の明確傾向(自分自身についての信念はあまり変化しない)
あなたは人生を一言で表すなら
どんな感じでしょうか?
・パーティ
・自由
・冒険
・愛
・奪い合い
・思いやり
・助け合い
・幸せ
・牢獄
・効率化
・快楽
・没頭
・奇跡
・祝福
・喜び
・感謝
・贈り物
人それぞれ人生に対する
価値観というものがあるかと思いますが
ぜひこれを機会にあらためて考え直してみてください。
また、価値観や軸を基に、
それに伴う自分の役割とか
生きる目的も書き出してみてください。
自分の人生の理念・志を
明確にしておくことが
幸せに生きるコツです。
私自身も20代前半でこのようなことを考え
キリスト教徒となり、
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/nigaoe_jesus_christ-1.png)
「神を愛し、隣人を愛する」
という価値観を一生のテーマとすることを決めました。
また、それに伴って、
人が幸せに豊かに生きる支援をすることを
ライフワークとしました。
ということについて、
揺るぎない軸のようなものがあると
日常生活での悩みも大幅に減ります。
ぜひ、参考になさってください。
④最大効果追求のなさ(テレビを見るときはあまり頻繁にチャンネルを切り替えない)
私たちが幸せ・成長・成功を実現するには、
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/study_man_normal.png)
・決断による選択
・集中、没頭していること
この二つが非常に大切となります。
しかし、近年の研究によると
マルチタスクは脳への負荷が高く、
鬱や注意力散漫などにもつながり
成果を出すことも難しくなることがわかっています。
![](https://tamaki-coaching.com/wp-content/uploads/2020/06/study_woman_normal.png)
理想の状態は極度に集中した「フロー」の状態
時間を忘れて何かに没頭することで
私たちは幸せになることができるんですね。
集中力は後からでも鍛えることができるので、
ぜひ意識なさってください。
まとめ
今回は幸せになるための
因子の一つ、
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「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)
について解説しました。
具体的には、
②制約の知覚のなさ(私に何ができて何ができないかは外部の制約のせいではない)
③自己概念の明確傾向(自分自身についての信念はあまり変化しない)
④最大効果追求のなさ(テレビを見るときはあまり頻繁にチャンネルを切り替えない)
この4つが私たちを
幸せへと導いてくれます。
そのためにも、今回ご紹介した、
・自己責任マインド
・価値観の明確化
・集中力を鍛える
以上4つを
参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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