経済的自由を目標にする前に気をつけるべきこと

マインドセット(お金)
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絶対に経済的自由を実現します!!
でも、ときどき思うのですが、
経済的自由の状態になったからといって
本当に幸せになれるのでしょうか?

あと、働くのが苦痛で仕方ないです。
どうすればストレスを減らせますか?

 

「経済的自由」・・・

働いても働かなくてもいい状態を
作ることは、資本主義社会の中で
ある種のゴール地点なのではないかと思います。

目指す価値のある目標だとは思いますが、
いくつか注意しなければいけないことがあり、
今回はそのことについて解説します。

幸せを感じながらより現実的に
経済的自由を目指す方法が分かりますので
ぜひ最後までお読みください。

 

 

目次

 

 

①経済的自由を実現する方法

「経済的自由」
(働かなくても生活できる状態)

と言うと、人によっては
魔法のように聞こえるかもしれませんが、
やること自体はシンプルです。

・支出を下げる
・収入を大きくする
・余ったお金で、株や不動産などを買う。
・「生活費< 不労所得」の状態になれば達成

たったこれだけです。

理屈の上では特に難しくありません。

 

自分の時間を使うことなく
価値を提供する仕組みを持ち、
それをある程度大きくしていけば
自動的に達成できます。

 

この状態を実現することは
時間的なメリットがあります。

お勤めであれば、
「1日8時間+残業+通勤」

などに時間を使うので、
1日のうちの10時間近くは
仕事に使うことになります。

1日は24時間ですが、
睡眠に8時間使うと残りは16時間

仕事に10時間使うと残りは6時間

家事や食事や身支度に3時間使うと
残りは3時間

 

平日は1日3時間くらいしか
自由時間がないのが私たちの常識です。

 

しかし、不労所得生活を実現し、

「働かなくても生きていける」

という状態であれば、
仕事に必要な10時間を丸々自由に使えます。

自由な時間が、
3時間から「13時間」に増えるわけです。

このように、不労所得生活の魅力は、
自由に時間を使えることにあります。

「人生=時間」なので、言い換えれば、
生きたい人生を生きられるということです。

 

 

②経済的自由を得て何をしたいか?

ここまで不労所得の魅力について
お伝えしましたが、

実は時間的な自由を手に入れるだけでは
私たちは幸せになることはできません。

何の目標もなく、
ただ大量の時間が目の前にあると、
何をしていいか分からず
人は情緒不安定になります。

私も完全なる経済的自由という状態は
体験したことはないですが、
労働時間を極限まで少なくすることを
目標にしていた時期があります。

1日平均2、3時間だけ働くような
生活を送っていたこともありますが、
それで心の底から深い幸せを感じていたかというと
実際にはそうではありませんでした。

 

よくネットで、

「1日2、3時間の労働だけでOK!!」

といった広告がありますが、
実際にその状況にしばらくなってみると
それほど特別ではなくなります。

確かに、肉体的にも精神的にも楽でしたし、
自由な時間もありましたが、
すぐにそれが当たり前になってしまい
充実感や喜びといった感覚は薄かったなぁと思います。

 

むしろ、
多少ストレスが多かったとしても、
試行錯誤しながら何かに

一生懸命取り組んでいる時の方が、
充実感や満足感は高かったです。

このような経験からも、
人は自由な時間があるだけでは
幸せになることができないものだと思っています。

 

ポジティブ心理学の研究などでも
言われていますが、

人は何か変化や成長があり、
社会とつながりや貢献の感覚があると
幸せを感じられる生き物です。

 

仕事のストレスによって、
不労所得生活に憧れを抱くこともあるかもしれませんが、
それはあなたの本当にやりたいことではなく
仕事というストレスを避けたいだけ。

 

過剰なストレスを避けることは大切ですが、
仕事のストレスがなくなった先にある

「やりたいこと」

を見つけておかないと、
経済的自由を実現したとしても
幸せになることは難しいでしょう。

 

イメージしてみてください。

毎月100万円があなたの銀行口座に
何もせずに振り込まれます。

あなたはどこで、誰と、
何をしていても自由な存在です。

どんな人生を送りたいでしょうか?

 

最初のうちは、

 

・豪華な食事
・旅行
・遊び

などを楽しむでしょうが、
それが日常になってしまえば
飽きて楽しくなくなるかもしれません。

経済的自由は本当に素晴らしい
価値あるものですが、
あくまで人生の通過点に過ぎません。

その先にあるゴールや人生の価値観を
ぜひ探してみてください。

 

 

③働かないことを目標にして働くことはしんどい

また、

働かないことを目標にして
働くことはしんどいでしょう。

 

不労所得生活を目標にする人は

「仕事=苦しいもの、やりたくないもの」

という前提があります。

苦しいことをやりたくないから
不労所得生活を目指すという理屈は
理解できますが、
それだと働くことで得られる喜びに
気づけなくなってしまいます。

私たちは基本的には
見たいものを見ているので、
仕事に対してネガティブな思い込みがあると、
その証拠がどんどん見つかります。

・作業がめんどくさい
・人間関係が嫌だ
・通勤時間が嫌だ

などと、今やっていることに対して
ネガティブな証拠をたくさん見つけ出すことに
なってしまいます。

 

もともと資産家の家に生まれなければ、
最初はみんな労働をしてお金を稼ぎます。

経済的自由を目指したとしても
目指さなかったとしても
どちらにせよ労働をしなければならないわけです。

どうせ、
労働をしなければならないんだったら
その時間を楽しめていた方が得です。

・仲間がいてくれてありがたい
・社会に貢献するのが楽しい
・単純作業でも工夫すると楽しい

などとポジティブな感覚を持ちましょう。

そして、
基本的に働くことは好きという状態で、
経済的自由を目指していってください。

どうせ経済的自由を目指すなら、
その途中過程が苦しみに満ち溢れているよりも
楽しめていた方が絶対にお得です。

 

 

また、そもそもですが、
基本的に人間にとって、

・価値を生む
・何かを生み出す
・創造する

という行為は喜びであるはずです。

 

・小さい頃、積み木があったら
 何か作りたくなっていましたよね?・クレヨンがあったら
 何か描いてみたくなりましたよね?

このように私たちは
何かを生み出すことに対して喜びを感じる生き物です。

 

また、その生み出したものによって
誰かの役に立てることもまた、
幸せに繋がるのです。

「経済的自由」といった話になると、
いかに働くことが苦しく、
ストレスフルなのかということに
焦点が当たりがちです。

しかしそれだと、
多くの時間を幸せに生きることができません。

 

そうならないようにするためにも、

「働いて価値を生むことは基本的に楽しい!!」
「仕事は基本的に楽しい!!」

というマインドセットを
養っていただければと思います。

 

 

 

まとめ

・不良所得の魅力は時間を自由に使えること
・自由に人生を生きられること
・自由な時間があっても必ずしも幸せでないこと
・自由な時間とお金があったら何をしたいかをイメージしておくこと
・仕事の楽しさやポジティブ面にフォーカスを当てること

などをお伝えしました。

 

もし、経済的自由を目指すのであれば、
その途中過程も達成した後も
幸せな状態を目指していってくださいね。

何らかの気づきやヒントとなったら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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