アドラー心理学で理想の人生を引き寄せる方法

引き寄せの法則
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引き寄せの法則で人生を加速させたいです!!
何かいいアイディアはありませんか?

今回は引き寄せの法則を
アドラー心理学の観点から解説しました。

・引き寄せが上手くいかない
・引き寄せたいものの逆を引き寄せてしまう
・恐れや不安の人生を引き寄せてしまう

このような方にとって
役立ちますので
ぜひ最後までお読みください。

 

目次

 

 

引き寄せの法則は存在するのか?

まず大前提として、
全ての人が本人の意図とは関わりなく
365日24時間引き寄せ続けています。

法則とは、
人種・時代・場所・文化を超えて
普遍的に働くもののことです。

「重力」をイメージすると
理解しやすいかと思いますが、
数千年前のアフリカ大陸でも
重力法則は働いていましたよね。

その時代だけ働いてなかった
ということはありません。

引き寄せの法則もそれと同じです。

重力と同じように
「使う・使わない」の問題ではなく
常に働いているものなのです。

 

では、ここからが本題ですが、

《引き寄せの法則とは何か?》
・重要度の高いものが認識しやすくなる
・価値観の優先順位1位が実現する

これが答えです。

一つずつ解説します。

 

【重要だと思っているものが認識しやすくなる】

脳のRASの働きによって、
重要」だと思うものだけが
認識できるようにできています。

私たちの脳は膨大な情報を
すべて処理しきれないため
情報を厳選しているのです。

つまり、

人は見たいものを見ているということ。

心理学ではカラーバス効果と
言ったりするのですが、
赤色を見ようとすると
急に赤色のものが見えやすくなるのです。

ですので、ゴール・目的があるから、
だからそれに関連する情報の
認識が生まれるのです。

例えば、プリウスが欲しいと思うと
急に街中のプリウスが見えてくるんですね。

これは、

アドラー先生
アドラー先生

全ては自分で選んでいる

というアドラーの考え方とも一致します。

 

 

【価値観の優先順位1位が実現する】

私たちはどんな人も例外なく
願望・目的を達成しており、
アドラー心理学では
人は「隠れた目的」を達成していると言います。

例えば、

独立・起業して
成功したいけど会社員をしている

このような方がいるとします。

この場合、
「自由」と「安定」という
2つの価値観がある時、

自由よりも「安定」の方が
強かっただけなんですね。

安定の方が価値観の優先順位が高かったから
安定の人生を「引き寄せた」ということです。

引き寄せの法則は特別でもなんでもありません。

・脳や認識の仕組み
・行動の原理原則とそこから生まれる結果

なのです。

 

なので、
引き寄せの法則で
理想が叶わないというのも、

・変わりたくない
・新しいチャレンジをしたくない
・新しい努力をしたくない
・恥ずかしい思いをしたくない
・コンフォートゾーンに居続けたい

このような
願望・目的が実現しているだけなんですね。

なので、私たちはある意味で
100%願望を実現しています。

まずはそのことを認める勇気が必要です。

 

では、私たちは純粋に進化・成長して
社会的にも活躍したいのに、
なぜこのようなことが起きるのか?

ということと、

解決策はあるのか?

ということについて
続いて解説をいたします。

 

 

承認欲求と劣等コンプレックスを捨てる

アドラー心理学では、

アドラー先生
アドラー先生

承認欲求と劣等コンプレックスを捨てること

が推奨されています。
これは、自由に生きるために必要な考え方です。

 

簡単に言葉の意味を解説すると・・・

【承認欲求とは?】
→他人に認めてもらいたいという気持ち【劣等コンプレックスとは?】
→他者との比較によって生まれた劣等感を
言い訳に使って行動しないこと

 

となります。

承認欲求・劣等コンプレックスが強いと
これらが価値観の優先順位1位となって、
不自由な人生を引き寄せてしまうのです。

 

例えば、

・不安や恐れを引き寄せてしまう
・他人にどう思われているかが気になって行動できない
・そもそも他人の評価が人生の目的になる
・大きな成果を出した時の批判や妬みが怖い

このような感情があるから、
不自由な人生を実現してしまうのです。

また、承認欲求と
劣等コンプレックスは繋がっています。

特に「他人との比較」から生まれる劣等感
を私たちは乗り越える必要があります。

自分の存在価値を他人との比較で測ると
どこまでも人生は苦しくなり、
他人の目が気になってチャレンジも
できなくなってしまうのです。

 

では、どうして他人との比較をしてしまうのか?

 

それは、

過去に他人から価値観を埋め込まれたから

なんですね。

例えば、
テストの点数・年収・学歴・容姿

などで私たちは測られて生きています。

しかし、これら全ては
あなた以外の人が埋め込んだ価値観にすぎません。

そして、これらは、
親・学校・友達・メディアからの情報です。

これらの価値観が
あなたの存在価値と結びついていると、

・自分をあるがままに認められない
・他人との比較が起きて苦しくなる

といったことが起きます。

それを減らすためにも、
まずは社会から過去に埋め込まれた
価値観に気づくようにしましょう。

気づくだけでも人は自由になることができます。

 

また、そもそも人の価値は変わらないんですね。

人の価値は生まれてから
死ぬまでずっと一定で、
株価のように上がったり下がったりしません。

それが真理です。

赤ちゃんの頃は能力などで
評価されないですよね。

ただそこに居てくれるだけで
いいというのは、
大人になっても
変わらないのですが、
劣等感と承認欲求でそう思いづらく
なっているのです。

劣等感や承認欲求を手放すためにも、
他人が勝手に決めた
価値観・物差しをしっかりと疑いましょう。

 

特に学校教育は労働者の育成機関
という側面が強くあります。

少し言葉が悪いのですが、
文句を言わずに長時間働く
人を育てる場所とも言えるんですね。

経営者にとって
使いやすい人を育てる場所であり、
国家は安定的に税金を徴収したいという、
そのような意図があります。

その中で作られた
価値観で育ったということに
気づくだけでも解放されるでしょう。

 

 

課題の分離で引き寄せは上手くいく

もう少し踏み込んで、
承認欲求と劣等コンプレックスを手放す方法
をお伝えします。

結論から言ってしまうと

課題の分離

が答えです。

つまり、自分と他人の課題を切り分け、
自分の課題だけに集中することが大切です。

・他人の「思い・行動・言葉」は他人の課題
・自分の「思い・行動・言葉」は自分の課題
・他人の課題は一切無視する
・自分の課題だけに集中

これらを意識することで、
ノイズ(他人の声)が減ります。

そして、

自分の本当の目的・願望に
集中することができるので、
本当に求めているものが
実現できるようになるのです。

 

ここであらためて、

【引き寄せの法則とは何か?】と言うと、
・重要度の高いものが認識しやすくなる
 ・価値観の優先順位1位が実現する

ということでしたね。

課題の分離ができている状態だと、
他人の声の重要度が一気に下がります。

それと同時に、自分の本当の目的・願望の
重要度が一気に上がるので、
見える世界が急に変わります。

本当の願望・目的が価値観の
優先順位1位なら自然と
それが実現されるという、
ただそれだけなんですね。

 

例えば、

「独立・起業したい、自由に生きたい」

ということであれば、
他人の目が気にならないので
自然と行動できてしまいます。

思いついたらすぐ行動して、
次から次へと夢を実現してしまう人・・・

そういう人いますよね?

そういう人は、
課題の分離ができている人です。

言い換えれば、

自分の人生や目的を大切にしている人です。

 

ただし、
勘違いしていただきたくないのは、
努力や行動は必要だということ。

価値観の優先順位が変われば
努力や行動のできる人になるというだけで、
願うだけで実現するといった
都合の良いものではありません。

 

 

まとめ

・引き寄せの法則はただの法則
・重力のように常に働いている
・「使う・使わない」ではなく常に働いている
・常に価値観の優先順位1位のものが実現している
・重要だと思うものが認識しやすくなっている
・承認欲求と劣等コンプレックスが強いと苦しい
・不安や恐れを引き寄せてしまう
・過去に埋め込まれた価値観に気づく
・課題の分離によって自分の人生に集中
・他人の課題は無視する
・自分の本当の目的・願望が優先順位1位になる
・努力や行動をするようになる
・自然と目標や理想が実現できる

コーチングも
引き寄せの法則も
アドラー心理学も、

他人ではなく
自分自身を変えるためのものです。

特に劣等コンプレックスと
承認欲求という自分の内側に眠っている
これらのものを乗り越えると人生は変わります。

ただし、100%完全に
乗り越えられることはありません。

いたとしたら完全に悟った人で、
数千年に1人いるかいないかのレベルです。

そんな極端な状態を目指す必要はなく、
劣等コンプレックスと承認欲求を

少なくする

これくらの発想で大丈夫です。

ぜひ引き寄せの法則と
アドラー心理学の知識を使って
理想の人生を創造なさってくださいね。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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